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九折から九州百名山 傾山(1605m)登頂!

4月26日(水)早朝、九折登山口(大分県側)から九折越経由で傾山に登って来ました。

往路は谷コース~五合目林道~尾根道~九折越~傾山~九折越~尾根道~五合目林道~林道(三ツ尾登山口)、観音滝コース~九折登山口

天気:曇りのち晴れ 行動時間:約10時間

※九折から五合目林道合流までの谷ルート、三ツ尾登山口(林道取りつき)~漢音滝コース~九折越コース分岐までの谷ルートは相場が悪く登山道も荒れているので通過時細心の注意が必要です。

九折登山口の案内板

登山口の駐車場脇には東屋・トイレがあり、掲示板には登山道情報なども記載されていますので要チェックです。

谷沿いのルートでは小さな沢を3ヶ所ほど渡りますが水量が多い場合は要注意です。また岩場も数ヶ所出てきます。

五合目林道に出たら左側へ10mほど進むと尾根道への取りつき階段があります。

九折越に到着。笠松山・祖母山方面、黒仁田林道(日之影町)、傾山山頂方面の十字路になっています!

九折越から笠松山方面へ100mほど上がると九折越小屋(避難小屋)があります。

九折越から傾山山頂へと向かう途中の稜線ではミツバツツジ、アケボノツツジが沢山咲いていましたが残念ながら周囲は風が強くガスガスでした!

山頂直下から岩場が連続、アップダウンしながらようやく傾山山頂(1605m)に到着。

山頂周辺は残念ながらガスで展望を楽しむ事は出来ませんでした。晴れていれば360度の大パノラマが!

下山し始めると雲が切れだしました!

九折越へと戻る途中、雲が切れて傾山が姿を現して来ました。(左側が本峰、右側は後傾)

九折越へと戻ると青空が広がって来ました!

九折越から見た三ツ坊主の岩稜

三ツ坊主・三ツ尾岩稜をズームアップ!

傾山も綺麗に見えて来ました、くやし~!

五合目林道を下山中、三ツ坊主から二ツ坊主、傾山にかけての岩稜が綺麗に見えていました。

林道沿いではヤマツツジが咲いていました。

ニシキウツギ

観音滝遠望

無事、九折登山口へと下って来ました。

上畑から傾山の岩稜を望む。素晴らしいロケーション!

大分県 緩木山・越敷岳

4月25日(火)祖母山の北西山麓に位置する緩木山・越敷岳を周回コースで楽しんで来ました!

天候:曇り時々小雨、行動時間:約5時間(休憩時間含む)

山中では新緑をはじめ、ミツバツツジ・ツクシシャクナゲの花、緩木山山頂展望は木々の間からのみですが越敷岳、周回コース途中の稜線から祖母山の稜線、阿蘇方面の展望を楽しむ事が出来ました。

緩木神社参道入口駐車場(登山口)

駐車場の道向かいに登山道案内板が設置されています。

案内板の横から暫らく林道を上がっていきます。

緩木山山頂へと向かう途中、五輪塔が森の中にひっそりと祀ってあります。

ギンリョウソウ

駐車場から1時間20分程で緩木山山頂(1046m)に到着しました。

越敷岳へと向かう稜線から緩木山を振り返る

稜線の北側斜面群生地ではシャクナゲが沢山咲いていました。

越敷岳山頂(1061m)に到着。緩木山からアップダウンを繰り返しながら2時間弱で到着しました。

山頂直下は簡単ですが岩場&急登が出てきます。また山頂からは展望を楽しむ事が出来ます!

越敷岳から登山口へと下る途中の樹林帯に仙人枕と呼ばれている面白い形の岩がありました。

翌日の傾山登山の為、本日は竹田温泉に宿泊。(画像は宿の表路地にある温泉施設/入浴&軽食・お土産のみ提供、花水月)

花水月の裏側にある御宿 割烹一竹に宿泊しました。

夕食は美味しい地元の食材を利用したメニューでした。(画像は料理の一部)、ビァーも進みます♪

兵庫県 荒地山・東お多福山

4月12日(水)に六甲山の前衛峰的な存在の山、2座を縦走しました。荒地山はちょっぴり岩場もありロケーションも良い山です。東お多福山は六甲山系では珍しい唯一草原の広がる山として知られています。山中では4月初旬、コバノミツバツツジが綺麗にさいていてミツバツツジのトンネルが見事です。また谷沿いの斜面ではコブシの白い花が山肌を彩っていました。

阪急蘆屋川駅からスタートしました。

阪急芦屋川駅からスタート

芦屋川駅の北口にはトイレがあるので必ず済ませておきましょう!

閑静な住宅地の中を上っていくと城山・荒地山の道標が設置されています。

登山口には特に標示はありません。

標高が上がるにつれ眼下に芦屋の市街地が見えています。

城山(262m)に到着。山頂周辺にはベンチが設置されていました。

コバノミツバツツジ、2023年は開花が早く標高の低いところでは落花していました。

木々の間から目指す荒地山が見えています。

荒地山山頂へと向かう途中の巨岩の上からの眺めが最高!

荒地山(549m)に到着。山頂は林の中で展望は木々の間からとなります。

荒地山山頂周辺の林はミツバツツジが咲き乱れていました!

東お多福山山頂周辺は広い草原状となっています。

東お多福山(460m)に到着。眼下には南側に芦屋市、西宮市の市街地、大阪湾が見えていました。

住宅地へと下りて来ました。

住宅地のはずれに阪急バス、東お多福山登山口バス停があり芦屋川駅まで乗車できます。

今回の行動時間は休憩時間含め約5時間でした!六甲山系の南麓は交通アクセスが良く色々なルートで登ることが出来るのでお勧めです。

大雪山系 トムラウシ山 短縮登山コース

7月19日(火)~21日(木)の日程で北海道のトムラウシ山を短縮登山コースを利用して日帰り登山してきました!登山をしたのは中日のみとなり、前後は移動日となります。大雪山系の高山植物が咲き誇る季節、まさに神々が遊ぶ庭と呼ばれるほど素晴らしいエリアです。今回は残念ながら途中で雨が降り山頂からの展望は楽しむことが出来ませんでしたが、素晴らしいお花畑が見れるだけども登価値のあるコースだと思います。なお、今回は雪渓で使用しませんでしたが7月初旬に登る場合はアイゼンを持参されることをお勧めします。

宿泊地は登山口に一番近いトムラウシ温泉 東大雪荘が一番近く、一軒宿なので利用される場合は早めの予約をお勧めします!

行動時間は休憩を含め11時間45分でした。

短縮登山コースの登山口駐車場に到着。ここに至るまでの林道は殆どが未舗装路で車高の低い車は轍に注意が必要です。
駐車場はかなり広く、バイオトイレも完備されていますが水場はありません。
バイオトイレが設置されています。警告板がありますが北海道では街中以外はヒグマの生息地となっていますので十分ご注意ください!
駐車場の最奥から入山します。
登山口には登山コース案内板が設置されています。
トムラウシ山山頂まで片道9.2㎞✕2=18.4㎞となります。では出発!
登山口周辺は緩い登りですが、徐々に傾斜が増していきます。
ハイオトギリ
チングルマ
キバナミゾホオズキ
雨に濡れたサンカヨウ、大好きです!
エゾコザクラ
エゾノハクサンイチゲ
チシマギキョウ
チシマツガザクラ
ヒメイソツツジ
形の整った山はツリガネ山
前トム平を過ぎるとトムラウシの山頂が見えて来ました。まだ遠~い!
ヨツバシオガマ
右を向いても左を向いてもチングルマ♪
チングルマ&エゾノツガザクラのコラボ!
白い花はイワウメ、ピンクの小さな花はミネズオウ
一面、チングルマのお花畑♪
ピントがかなり甘いですがコマクサも咲いていました。
ミヤマシオガマ
エゾコザクラ 再登場
トムラウシ山山頂に到着。到着時は周りの景色が少しだけ見えていたのですが…
エゾシマリスさんが出てきてくれました!
綺麗なので多分、毒キノコですね!
帰路途中、夕張のメロンドームに立ち寄り本場の夕張メロンを頂きました~(^^)/
本場で食すメロンはまさに美味!としか言いようがありません。

日本百名山 大朝日岳にヒメサユリの花を見に行きました!

7月5日(火)~7日(木)の日程で山形県の大朝日岳にヒメサユリを見に行きました。

初日は移動日だったので同じ山形県にある湯殿山にて観光してから大朝日岳の登山口、古寺へと移動して登山口近くにある古寺案内センターに宿泊。当初の予定では大朝日岳の山頂直下にあある朝日岳避難小屋に一泊する予定でしたが、二日目の予報が雨となっていたので頑張って日帰りすることにしました。結果、早朝出発で約12時間半の行程で無事下山。目的のヒメサユリをはじめ多くの高山植物を見ることが出来て大満足でした。二日目は西村山郡の大井沢にある朝日山の家に宿泊、女性が一人で切り盛りする民宿でしたが、お料理も美味しく、ゆっくりと寛がせて頂きました。女将さんは昔、山岳部だったとかで宿には槙有恒氏も宿泊したことがあると言う歴史ある宿でした。(現在は改築されて昔の面影はありませんでしたが)。三日目は帰路に就く途中、仙台市内で仙台城(青葉城址)で観光してから帰路へとつきました。(伊達政宗さんは改修作業の為、台座から降ろされ運搬のための梱包作業を行っているところで貴重な写真も撮ることができました)観光良し、山良しと内容の充実した山旅とばりました!

出羽三山のひとつ湯殿山の大鳥居
この先は神域となるので撮影はNGでした。
大朝日岳の登山口となる古寺案内センター
古寺案内センター手前には広い駐車場があり、駐車料金は500円(2022年7月現在)で案内センターにて支払いをします。駐車場内には簡易トイレも設置されています。
古寺案内センター内の施設はとても綺麗で快適でした。
地元の食材を生かした季節のお料理が美味です。
古寺案内センターの先から山道が始まりますが冬の雪の影響で以前あった橋は崩れ、現在仮の丸木橋がかけられていました。(濡れている時は要注意です)
以前は営業されていた古寺鉱泉 朝暘館。降雪被害で現在営業されていません。古寺案内センターのオーナーはこの朝暘館の三代目?さんだったと思います。
山中は四ヶ所ほど水場がありますが、時期によって出ている場所出ていない場所があります。詳しくは古寺案内センター前の掲示板に登山道の状況、水場の状況が書き込みされていますので要チェックです。
ヒロハユキザサ
タニウツギ?標高が上がるにつれ色々な花を見ることが出来ます。
アカヤシオ?
シラネアオイも咲いています
今回の一番の目的、ヒメサユリにも出会えました。(この先、ヒメサユリロードが続きます)
ガスが切れ、稜線が現れて来ました。左側は小朝日岳、その奥が大朝日岳山頂(少しガスで隠れていますが)
ハクサンシャクナゲ
サラサドウダン
咲き始めのヒメサユリは色が濃ゆく、その後だんだん色が薄くなっていきます。
左側が大朝日岳山頂となります。
ゴゼンタチバナ
大朝日岳の山頂が近くなってくると稜線ではホソバヒナウスユキソウが沢山現れました。
コケリンドウ
ハクサンフウロとムカゴトラノオ
朝日避難小屋内部、小屋は1階と2階に分かれています。シーズン中は管理人の方が居たりしますが、現在はコロナの影響で不在。皆の避難小屋、綺麗に使って頂きたいですね!
大朝日岳山頂(1878m)山頂に到着。このタイミングでガスが湧き、展望は楽しむ事が出来ませんでした。
ヨツバシオガマ
ツマトリソウ
下山中、子朝日岳を裏側から望む。なかなかの尖がり様です(^^)
大朝日岳を下山後、朝日岳山の家へと移動。
夕食が待ちどおしい!
夕食の一部、この先沢山出てきました!
下山後はアルコールも進む君です!
最終日、帰路途中に仙台城址にて観光しました。
石垣が美しい!ずっと見ていても見飽きません。昔の職人の技術は相当なものですね!
台座から降ろされ、運搬のためにパーツをはぎ取られている最中でした。なかなか見ることが出来ない作業風景でした!なんだか痛々しい。
本来はこのようなお姿です。