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長崎七高山巡り

2022年(令和四年)最初の登山は長崎県長崎市の市街地を囲むように鎮座している山々を巡りました。

七高山巡りは江戸時代から庶民の間で親しまれており、正月から14日頃までに七高山を詣でる慣わしがあったとの事です。一度に回るも良し、二回に分けて登るも良しとされていました。

今回は一日で七高山巡りした登山記録となります。

諏訪神社一の鳥居からスタートして、諏訪神社本殿にて安全祈願。諏訪神社境内からは後に登る彦山も良く見えていました。諏訪神社を出発後は、金毘羅山、七面山、烽火山、秋葉大権現、豊前坊(飯盛山)、彦山、愛宕山、風頭山を巡り、坂本龍馬が携わった亀山社中経由で再び諏訪神社一の鳥居まで戻りました。行動時間は約8時間半(休憩時間含む)でした!

諏訪神社一の鳥居
本殿へと向かう長い石段
諏訪神社本殿
諏訪神社から金毘羅山へ向かう途中、建山、烽火山方面を望む
金毘羅神社鳥居
金毘羅神社本殿
日本初の金星観測点記念モニュメント
金星観測碑の解説板
金星観測碑の傍からは長崎港の眺望が楽しめます。
こちらも金星観測碑で、この裏手に観測台跡の基石があります。
観測碑から金毘羅山山頂へと向かう途中にある「どんく岩」/カエル岩
金毘羅神社上宮(山頂)鳥居。奥に見えているのは上宮。鳥居周辺は展望台、ベンチもあり、景色を楽しむことが出来ます!
山頂展望台からは長崎港から岩屋山、浦上方面の展望を楽しむことが出来ます。
金毘羅山山麓にある西山高部水源地
七面山/烽火山へ向かう途中にある片淵近隣公園(グラウンド)、自動販売機・トイレもあります。
七面山本殿に参拝
七面山から急登を上る事約30分程で烽火山山頂に到着しました。
烽火山山頂は狼煙台あとで、長崎市の最高峰、八郎岳や長崎港、女神大橋などを見渡すことが出来ます。
烽火山から秋葉山/秋葉大権現経由で本河内方面へと下ると、奥山地区にある妙相寺禅寺に到着。一休みしてから次の豊前坊(飯盛山)へと向かいます。
かなり長い石段を上ったところに飯盛山(飯盛神社/豊前坊)があります。
彦山に到着。山頂は展望がありませんが、少し手前にある露岩からは茂木、橘湾などが望め、山頂の少し先の展望スポットからは長崎港方面の眺望があります。
陽が傾き始めた頃、愛宕山(愛宕神社)に到着。
最後の山頂、風頭山に到着。日没間際、陽が雲に隠れる寸前に登頂出来ました!
風頭山からは眼下に日没直後の長崎港の景観。
風頭山周辺は公園になっていて龍馬の銅像がある展望台からは長崎市内を一望することが出来ます。
風頭公園から山麓へと下って行くと途中に竹ん芸で有名な若宮稲荷大明神があります。
龍馬通りを下って行くと亀山社中に到着。その後、諏訪神社一の鳥居まで歩きました。長い道のりでしたが無事に終了。とにかく長崎は町なかも山も階段&坂が多いので心して歩きましょう!

東北の山旅 山寺編

東北の山旅3日目は松尾芭蕉『奥の細道』で有名な山寺は山形県山形市にあり、正式名は宝珠山立石寺といい天台宗のお寺です。立石寺本堂・根本中堂・日枝神社・山内支院・大仏殿・奥之院・開山堂・五大堂などからなり山全体が修行の場となっています。参拝時間は人によって様々ですが、おおよそ2時間~3時間程みていればよいかと思います。今回は早朝に訪れたこともあり人が少なく静かな境内をゆっくりと巡ることが出来ました!

立石寺登山口?横にある奥の細道解説板
立石寺参道入口
立石寺本堂
根本中堂
境内にある松尾芭蕉の銅像
松尾芭蕉銅像の隣にある、芭蕉の弟子 曽良(そら)の銅像
立石寺入口(門から先は入山料が必用となります)
境内マップ
松尾芭蕉の歌詞の基となった『せみ塚』
仁王門
仁王門の仁王像
立石寺の名の由来?になった開山堂
山寺随一の展望を誇る五大堂(五大明王を祀るお堂)から眼下に山寺駅が見えています。
釈迦が峰の斜面には修行の岩場が点在しています。
奥之院隣にある大仏殿
山寺の最上部に位置する天台宗 宝珠山奥之院

東北の山旅 出羽三山編

9/3(金)~6(月)の日程で東北、山形県の出羽三山と奥の細道で有名な山寺を巡って来ました。今回は出羽三山編ということで9/3(金)の月山登山(姥沢口出発)~ゴンドラ利用で月山(1984m)登頂。下山もゴンドラ利用予定でしたが最終便の時間に間に合わず徒歩にて姥沢口まで下山しました!行動時間は約5時間でした。山中では夏の花から秋の花へと移行していました。山頂へと向かう道中はガスの中でしたが、山頂では奇跡的に少しの時間雲が切れ周辺の山や日本海をはじめ鳥海山まで見る事が出来ました。9/4(土)は出羽三山のあと二つの山(羽黒山・湯殿山)を訪ねました。

姥沢口駐車場から10分程舗装路を上ったところにある月山登山口
往路は月山ペアリフトに乗車
ペアリフト改札口
ペアリフトに15分程乗車して山上駅(1510m)に到着しました。
山上駅から牛首分岐までは木道が整備されています。
ニッコウキスゲがまだ少し咲いていました。
エゾシオガマ
イワショウブ
ハクサンイチゲ
ミヤマウスユキソウ
月山神社奥宮入口(8/31で閉山でした)
月山山頂(1984m)に到着しました!
9/4(土)最初は羽黒山の国宝 五重塔。
五重塔までは随神門から下って行きます。
巨樹が連立する荘厳な空気が漂う参道。
朱塗りの神橋を渡ります。
神橋から須賀の滝を望む
樹齢千年以上の爺杉
羽黒山五重塔入口
五重塔正面
そばに人が立つと大きさが良く判りますね!
羽黒山神社駐車場から三神合祭殿へと続く参道
羽黒山鳥居
羽黒山/三神合祭殿 今年は丑年御縁年でご利益が倍増です!
合祭殿の前にある鏡池、ヒツジグサ・睡蓮・コウホネなどが咲きます。
水面から茎が伸び黄色い花が咲いているのがコウホネです。
社務所の軒に変った形の飾りが付けてありました。
社務所内
東照宮
八百万神が祀ってあります。
境内には奥の細道で有名な松尾芭蕉の銅像と歌碑があります。
最後は湯殿山を訪ねました。
大駐車場から徒歩約30分程で参拝バス終点まで行く事が出来ますが、夕方4時近くだった為、シャトルバス利用で参拝バス終点向かい、そこから参道を歩く事3分程でご神体のある湯殿山神社本宮に到着。参道ならびにご神体は撮影不可でした。
参拝バス終点から左側の階段を進んで行きます。
参道入口
本日も内容の濃い一日となりました。

多良山系 八丁谷左谷沢登り

8月最後の日曜日、久しぶりに多良山系の沢を遡行することにしました。長崎県大村市黒木町の八丁谷へと向かう林道ゲート(チェーンで通行止めされていいる)から左に入り、大払谷上流から入渓。以前は広く明るい河原だった場所ですが近年の大雨被害により殆ど土砂で埋まっていました。沢の名は(ウナギテ沢)なお、入渓地から上流もしばらくは土砂で埋まった沢沿いに遡上し、途中何ヶ所も砂防提を高巻きしたり一ヶ所は懸垂下降で沢へと戻るなどしました。コース中ほどからは土砂もなく大小の滝を越えながら順調に遡上して行き約3時間程で水が枯れた地点で終了とし、下山は一般登山道を八丁谷(林道終了点)経由1時間程度で黒木の駐車場へと戻りました。今年の夏は長雨が続きで沢に行くチャンスが少なく久しぶりの沢登りでリフレッシュすることが出来ました。沢で休憩していると秋の風が吹き短かった夏の終わりを感じました!下山後は平谷温泉でホッコリしてから帰路へとつきました(#^^#)

今回はP2駐車場からスタートしてP1先から入渓しました。
左側がP1駐車場です。
以前は広く明るい河原でしたが度重なる大雨で殆ど沢が土砂で埋まっています。
沢に光が入りいい感じです!水に入っても気落ちいい程度の水温でした。
時々高さのある滝が現れます。この滝は右側の水流横を登って行く事が出来ました!
この滝は終盤に出てきた高さ約12m程の滝で、水流の左側を滝上へと登って行きました!
下山後は平谷♨で汗を流しサッパリしてから帰路へとつきました。本日も充実した一日でした!

福岡の名低山 六ヶ岳周遊

福岡県の若宮市、鞍手市、直方市の境に位置する山で宗像三女神が降り立ったという伝説が残っている山です。登山口は4ヶ所ありますが、今回は若宮市の宮田登山口からスタートして時計回りに周遊しました。出穂の峰、高祖の峰、崎門の峰、天冠の峰、羽衣の峰、六ヶ岳/朝日岳からなり、最高峰は六ヶ岳/旭岳(338.9m)です。なお、プラス3座(新入岳・北龍ヶ岳・龍ヶ岳)もついでに登りました。高低差の少ないアップダウンの連続で山トレとしては丁度よかった感じです。行動時間は3時間35分でした!ちなみによく地元の方が利用しているのは直方側の下新入登山口からの往復コースです。

宮田登山口(上部登山口)からスタート。ここには駐車スペースがあり、4~5台程度駐車可能です。
宮田登山口から約10分程で内野池に到着。六ヶ岳の由来も案内板があります。今回は池の手前から出穂の峰を目指しました。
内野池からはこれから登る出穂の峰、六ヶ岳の山頂付近を確認することが出来ました。
出穂岳東新道と書いた標識がありました。
いったん平坦になりますがこの後、山頂まで急な登りとなります。
出穂の峰山頂(293m)に到着。内野池から約30分程で到着しました!
分岐には手作りの案内標識があります。
真ん中のピークにアンテナが見えますが六ヶ岳の山頂です。
出穂の峰から20分程で高祖の峰(260m)に到着しました。次の崎門の峰へはいったん出穂の峰側に4分程戻った地点から左折します。
崎門の峰への急な登り取りつき、足元が濡れているときは要注意です!
崎門と峰山頂の一角にある六嶽神社上宮
崎門の峰山頂(272m)に登頂。天冠の峰はこの山頂標識の右手へ進みます!
崎門の峰から12分程で天冠の峰(252m)に到着。次の羽衣の峰へはこの後、いったん崎門の峰へと戻ることになります。
天冠の峰から25分程で羽衣の峰(315m)に到着。展望はありません!次はいよいよ六ヶ岳/朝日岳です。
羽衣の峰から11分で六ヶ岳/朝日岳(338.9m)に到着しました。山頂からは360°のパノラマを楽しむことが出来ます!
六ヶ岳山頂は広い原っぱになっていて朝日岳の山頂標識のすぐ近くに六ヶ岳の山頂標識があります。どっちやねん!
山頂の近くにキンミズヒキの花が咲いていました。
龍ヶ岳(222m)山頂に到着しました。龍ヶ岳山頂は昔、山城があったとの案内板がありましたが現在は林の中で展望はありませんでした。
龍ヶ岳山頂は色々な山や登山口へと向かう分岐になっているので進行方向をよく確認してから進むようにしましょう!
龍ヶ岳山頂から南尾根を下ること約20分程で宮田登山口(スタート地点)に到着しました。