7月の山旅 ツイート 7月も6月に引き続き南アルプス、北アルプスなど標高の高い山で高山植物や展望を楽しみ九州では暑さを避け早朝登山でオオキツネノカミソリ鑑賞したり、阿蘇山のトレッキングでは雄大な景色を堪能しました! 7月最初の山は入笠山でした。長野県と山梨県の境にある山で、ゴンドラ利用で比較的簡単に山頂に立つことが出来るのと山頂からは南アルプス・富士山・中央アルプス・北アルプス・八ヶ岳連峰などの大パノラマを楽しむことができます。また山中では高山植物や湿原の花を沢山見る事が出来るので人気の山です!山麓のスキー場からゴンドラで上がります。 ゴンドラ山麓駅 ゴンドラでは背後に八ヶ岳連峰や富士山の展望を楽しむことが出来ました。 ゴンドラ山頂駅の横にあるハイキングコース入口からスタート! ゴンドラ山頂駅から20分~30分で入笠湿原に到着します。 入笠湿原から歩く事20分~30分程で入笠山とっ山口に到着、山頂まではやや急な登りとなります。 登山口から20分程で入笠山山頂に到着。大パノラマを堪能しました! 山頂から登山口近くにあるマナスル山荘に行くまでのコースでは高山植物が沢山咲いていました。画像はヤナギラン ヤマオダマキ ヤマルリトラノオ 咲き始めのシモツケ 入笠山登山口近くに建つマナスル山荘さんで美味しいランチを食べました! 名物のビーフシチュー、お肉もトロトロで柔らかくボリューム満点でした! ナデシコ科のセンジュガンピ 入笠山登山の翌日から南アルプスの塩見岳を目指します。登山口は鳥倉林道駐車場(長野県駒ケ根市大鹿村)からスタートして塩見小屋泊、翌日往路を下山する山中一泊二日の山旅です。 鳥倉林道ゲートから舗装路を歩く事35分程で登山口に到着。ここから急な山道が続きます! 鳥倉登山口の案内板 ゴゼンタチバナが咲いていました。 鳥倉登山口から2時間45分程で三伏峠に到着。 三伏峠には三伏峠小屋があります。 三伏峠から7分で三伏山に到着、奥には塩見岳の堂々とした山容が見えています。 ハクサンシャクナゲ タカネグンナイフウロ 本谷山山頂に到着、塩見小屋まであと少しです! 鳥倉林道駐車場を出発してから7時間33分、ようやく塩見小屋に到着しました! 塩見小屋本館 塩見小屋本館内は二段ベットになっています。 寝袋、枕、マットがあります。(2021年はコロナ対策でインナーシーツ、枕カバーが必要でした)インナーシーツ、枕カバーは売店で購入可能です! 別館 別館は本館よりも小さい建物ですが本館同様、二段ベットになっています。 夕方、塩見小屋の少し上にある登山道から明日登る塩見岳が綺麗に見えていました。(本峰は左側になります) 美味しい夕食で体力回復します! 塩見小屋の朝、幻想的な景色を堪能しました! 綺麗な日の出でした。 塩見岳にもだんだんと陽が当たり始めます。 美味しい朝食を食べてからいよいよ頂上アタックです!頂上アタックに不要な荷物は小屋にデポしていきました。 小屋の近くではナナカマドの花が咲いていました。 標高が上がるにつれ南アルプスの山々が綺麗に見えてきました。左側は荒川岳、右側は赤石岳です! 山頂へと向かう登山道には高山植物が沢山咲いていました。画像はイワオウギ タカネシオガマ ミヤマシオガマ 塩見岳山頂直下、厳しい岩場が続きます。 ハクサンイチゲ 遠くに見えている山塊は中央アルプスです。 イワウメ イワベンケイ タカネツメクサ 塩見岳/西峰山頂と富士山、右奥は塩見岳最高点の東峰(3052m) 塩見岳最高点、東峰山頂に到着。奥には荒川岳、赤石岳をはじめ南アルプス南部の山々が連なっています! 塩見岳山頂から北部の間ノ岳・農鳥岳・北岳・仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳など名だたる山々を一望することが出来ました! シコタンソウも咲いていました。 下山途中、別れを惜しみ何度も塩見岳を仰ぎ見ました! 塩見岳を下山後、長野県の温泉に宿泊。最終日は観光しながら家路へとつきました!大王わさび農場で朝のお散歩です。 わさび田 名物、ワサビソフトクリーム。入笠山、南アルプスの山旅お天気に恵まれて素晴らしい旅となりました! 今回は北アルプス、山中の山小屋に一泊して西穂高独標に登りました。ロープウェイ利用で標高を稼ぎます! 山麓はお天気でしたが、ロープウェイ山上駅に着くと残念ながらガスガスで景色を楽しむことは出来ませんでした。 ロープウェイ山上駅でストレッチしてから出発。 歩き出してすぐに大輪のキヌガサソウの花を見る事が出来ました。 西穂高口駅(山上駅)から1時間50分で西穂山荘に到着。到着するや否やで土砂降り、慌ただしく小屋へと入りました。 1時間程降り続いたあと雨が止み周囲の展望が開けてきました。 小屋の周りには高山植物が沢山咲いていました。画像はクルマユリ オトギリソウ 小屋の横に丸山、独標、西穂高岳へと登る標識があります。 小屋から5分程丸山方面へ上がった場所から焼岳が見えました。 乗鞍岳方面? 明日歩く稜線方面も綺麗に見えていました。一番高く尖がって見えているのが西穂高岳?その右の台形の山が独標になります。 霞沢岳も綺麗に見えてきました。眼下は上高地になります。 翌朝、笠ヶ岳の稜線が綺麗に見えていました。 一番奥は乗鞍岳、手前は焼岳です。 西穂山荘から25分程で西穂丸山に到着。 笠ヶ岳から抜戸岳、弓折岳へと続く稜線が綺麗に見えていました。 トウヤクリンドウ 右側の平らなピークが西穂独標、左側の尖峰はピラミッドピーク 山荘を出発してから1時間40分で登頂しました! 西穂独標からピラミッドピーク、西穂高岳、間ノ岳、ジャンダルム、奥穂高岳 奥穂高岳(左側のピーク)から前穂高岳へと続く吊尾根 霞沢岳と眼下に梓川 7月の最終週、オオキツネノカミソリに会いたくて佐賀県の八幡岳に八幡岳峠から往復登山しました。 八幡岳峠から簡舗装の林道を15分程上ったところにある九州自然歩道標識(ここから山道となります) 山中にはオオキツネノカミソリの大群落があります。 昼前後になると森に陽が当たりオオキツネノカミソリも綺麗に映るのですが、気温が高くなり汗だくになるので早朝に登ることにしました!今年は当たり年だったようで見事でした。 峠から約40分程で八幡岳山頂に到着しました。眼下には唐津側の展望が広がっています。 尖ったピークは作礼山です。 展望台がある山頂、脊振山系や隣の船山/女山、天山などの景色を楽しむことが出来ます。 山麓から八幡岳の稜線を見上げる。 7月最後の山は阿蘇山、コースは仙酔峡駐車場から中岳(新迂回ルート)~中岳~高岳~中岳~馬の背~遊歩道(簡易舗装)~仙酔峡駐車場の周遊コースを歩きました。 鷲ヶ峰、仙酔尾根から高岳の稜線が綺麗に見えています。 雲の先にくじゅう連山の山並みが見えていました。 中岳稜線へと続く迂回ルート 中岳山頂に到着。奥には噴煙を上げている阿蘇山火口、烏帽子岳、杵島岳が見えています。 阿蘇山/高岳山頂に到着。残念ながらガスがかかって来ました(>_<) いったん中岳まで戻り、火口東駅跡へと向けて下って行きます。 阿蘇山火口から上がる噴煙、大迫力です! 歩いて来た中岳から馬の背へと続く登山道。 烏帽子岳と杵島岳・往生岳も綺麗に見えていました。阿蘇の雄大な景色は何度見ても感動しますね!